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総務常任委員会 視察まとめ

今回、池田市・寝屋川市・大府市の3市を訪問し、
「人材確保」「働き方改革」「若手職員の育成」について、それぞれの取組を伺いました。
どの市にも共通していたのは、制度の工夫だけでなく、
“人を信頼し、活かす文化”をどう育てるかという姿勢でした。

各市の特徴的な取組

池田市:採用と育成の一体改革
人物重視の採用と、全庁でのフォローアップ面談を制度化。
市長自らが「人が人を育てる組織へ」と語り、職員のモチベーションを引き出す風土改革を進めていました。

寝屋川市:自律と信頼を基盤にした“最強職場”構想
完全フレックスタイム制、ビジネスネーム、服装自由化など、職員が自分らしく働ける環境を整備。
「離職を前提にした人事戦略」「尖った人材を採る」という言葉に、組織の柔軟性と挑戦を重んじる姿勢が表れていました。

大府市:週休3日制と若手の挑戦支援
週休3日制度を本格導入し、ワークライフバランスと業務効率化を両立。
若手職員による服装ルール策定、メンター制度、チームビルディング研修など、現場から変化を生み出す仕組みが印象的でした。

政策討議から見えた共通点と課題

三市に共通していたのは、
「制度を整える」ことよりも「文化を変える」ことへの挑戦でした。

どの自治体も、
信頼に基づく柔軟な制度運用
若手の声を実際に制度に反映する仕組み
離職を前提にした持続可能な人事戦略
を通じて、“自律的に働く職員像”を明確に描いていました。

一方で、柔軟な制度は運用の難しさも伴います。
現場裁量のばらつきや所属長の負担、公平性とスピードのバランス。どの市もその課題と真摯に向き合っていました。

茅ヶ崎市への示唆

今回の視察を通して得た最大の学びは、「人を信じ、挑戦を支える文化が、人を育てる」ということ。

制度やルールを整えることは出発点であり、それを“どう使うか”“どう支えるか”を育むのは、職場文化そのものです。

茅ヶ崎市でも、
・職員が安心して挑戦できる環境
・若手の意見を制度に反映する仕組み
・働きやすさと市民サービスの両立
をテーマに、政策提言へつなげていきたいと思います。

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