10月1日
私は総務常任委員長として委員会での審議について説明し、当初議案、追加議案についての討論について市民の声茅ヶ崎として花田議員が以下の通り討論を行いました。
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令和7年 第3回 茅ヶ崎市議会定例会において、各常任委員長及び、決算特別委員会委員長から報告がありました議案第74号「令和7年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第6号)」から、議案第100号「和解について」、認定第1号「令和6年度茅ヶ崎市一般会計歳入歳出決算の認定について」から、認定第7号「令和6年度茅ヶ崎市病院事業会計決算の認定について」、及び議会議案第8号「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」まで、“市民の声ちがさき”を代表し、若干の意見を述べ、全ての議案に賛成いたします。
〇議案第74号「令和7年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第6号)」について
・清掃総務管理費4,844千円は令和8年度から燃やせるごみの戸別収集実験事業の対象エリアを拡大するための調査や周知等の準備を実施するものですが、対象エリアの住民に対し、事前説明を丁寧に行い、混乱の無いように進めるよう要望します。
〇議案第75号「令和7年度茅ヶ崎市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」及び
議案第76号「令和7年度茅ヶ崎市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」について
・令和8年度から子ども・子育て支援金の拠出をいただくため、医療保険料と併せて賦課・徴収するための準備をするものですが、開始後に混乱の無いように着実に進めていただくよう要望します。
〇議案第80号「茅ヶ崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第81号「茅ヶ崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」について
・本議案は、職員の育児支援制度を拡充し、部分休暇や部分休業を上限77時間30分の範囲で、より柔軟に取得できるようにするものです。職員が子育てと仕事を両立できる環境を整えることは、安心して働き続けられる職場づくりにつながり、結果として市民サービスの安定や質の向上にも寄与すると考えます。今回の拡充により、日々の登下校や急な子どもの体調不良などに対応しやすくなる点は、子育て世代の職員にとって大きな支えとなります。単なる福利厚生の強化ではなく、人材確保や離職防止、さらには働き方改革を推進するという観点からも、評価できるものです。その一方で、対象が「小学3年生まで」にとどまっている点には課題を感じます。現実には4年生以上の児童についても放課後の見守りは必要であり、家庭の状況によっては依然として支援が求められるケースが少なくありません。今後は、制度の運用状況を注視しつつ、対象年齢のさらなる拡大を含めた検討について要望します。
以上の内容を踏まえ、今回の育児支援制度の改正を大きな前進として評価いたします。
〇議案第91号、及び議案第92号「指定管理者の指定について」
・本件は茅ヶ崎市児童クラブの東部と西部の2ブロックにおける指定管理者の選定についての案件ですが、現在運営されている事業者が今までの実績を評価され、継続する形となりました。児童クラブへの待機児童が増加している茅ヶ崎市において、市と連携を図り、協力しながら待機児童解消に向けた対策を講じることが期待されております。待機児童解消のためには事業計画書に記載された内容以外にも、各地域の実情に合わせて学校や地域との連携を図りながら対策を検討していくことが必要であり、定期的な打ち合わせの実施等により、市と児童クラブが一体となって待機児童解消に向けた改善施策に取り組んでいただくことを要望します。
〇議案第97号「ひとり親家庭等日常生活支援事業費」について
・当初予算1,415千円に対し、1,665千円を追加計上するもので、需要が当初見込みの約2.5倍に達するとのことでした。本事業は、母子・父子家庭の方が一時的な病気や就業等により家庭生活に支援を必要とする際に実施されるものであり、とりわけ就労等、自立支援につながる利用が増加している状況とのことです。今後も突発的に発生する需要に対して柔軟に対応できる体制の整備が求められます。併せて、需要の増加に対応した支援員の確保と体制充実に取り組まれることを強く要望します。

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