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牛乳代金の減額について(令和5年第4回定例会 一般質問)

3.牛乳代金の減額について

(1)牛乳代金の減額について

・小学校給食における牛乳代金の減額等の早期実現に向けた検討の進捗状況について問う

 

(質問1)

令和5年6月の定例会から継続して「小学校の給食時に牛乳を飲むことができない児童への対応」について、一般質問を行っており、令和5年9月の定例会では、教育長から「アレルギーや乳糖不耐症等のある児童を対象とした牛乳代金の減額等について、学校現場との調整を図りながら早期の実現に向けて検討を進める」とのご答弁を頂きました。

現在も、牛乳を飲むことができない児童は、代金を支払いながらも、自分で破棄するか、飲みたい子にあげるといった状況が続いております。

市として早期実現に向けた対応についての進捗状況をお伺いいたします。

 

(答弁1) 教育長

お答えいたします。

学校給食は、教育活動の一環として実施されており、子どもの成長に必要な各栄養素の基準を満たす、安全・安心かつ栄養バランスの整った美味しい給食を各小学校で提供しております。小学校1年生で入学した児童は、はじめのうちは決められた時間の中での配膳や喫食、片付けに戸惑い、また、苦手な食材が登場することで給食になかなか手をつけられないことや、食べきれないこともございます。しかし、各小学校の栄養教諭、栄養士や調理員による野菜の切り方や味付けの工夫、また、クラスの楽しい雰囲気の中、皆で一緒に食事をすることにより、苦手な食材も少しずつ食べられるようになる姿は、教職員 とりましても大きな喜びです。ほぼ毎日の給食で提供している牛乳は、日本人に不足しがちなカルシウムを効率よく摂取できること以外にも、三大栄養素であるたんぱく質や脂質、炭水化物がバランスよく含まれております。しかしながら、アレルギー疾患や乳糖不耐症といった理由から、牛乳を飲むことが出来ない児童に対する提供は停止する必要があると考えております。牛乳代金の減額につきましては、令和6年度からの実施にむけ、現在学校現場との協議及び関係機関との調整を行っており、保護者からの届出等をいただくことで対応ができるよう進めているところでございます。

以上でございます。