一般質問の振り返り
2024年1月8日(成人の日)に高南一周駅伝競争大会が開催されました。
第86回大会では、柳島スポーツ公園ができる前、駅伝が市役所前からスタートしていた時代の白バイの先導が復活しました。
茅ヶ崎と姉妹都市の岡崎市役所チームが参加し、茅ヶ崎市の枠を超えた全国的な観光イベントへの発展の芽が吹きました。
高南一周駅伝競走は、公式の競技規則に則った、正式の権威ある競技大会であることも説明されました。
第86回高南駅伝競走大会について、下記の通り過去の私の一般質問を振り返ってみました。
令和5年 第2回 定例会 第4日
6月27日(火曜日)
一般質問
藤村優佳理議員
4、茅ヶ崎市の再発見と活用について。
(4)観光資源について。
歴史ある高南駅伝大会を発展させ、観光の目玉とすることについて、市の考えを問う。
茅ヶ崎市の高南駅伝大会は、茅ヶ崎市内の地域対抗、市内学校対抗、市内団体対抗で市民が盛り上がる楽しいスポーツイベントです。高南駅伝大会に参加する市民、観覧する市民を増やし、全市的な大会に発展させることを提案します。例えば茅ヶ崎市役所前からスタートし、茅ヶ崎市役所前にゴールし、市内を広く回るコース取りをするなど、多くの市民が観覧できる大会、警察署と協力し、箱根駅伝のように白バイ先導など、参加ランナーが安全に走ることができ、沿道の市民が安全に観覧できる大会に発展させることを提案します。また、湘南国際マラソンのように、参加費をいただいて参加チームを市外または全国から募集し、全国的な観光イベントとして発展させることを提案します。市の見解を伺います。
佐藤光市長
続きまして、歴史ある高南駅伝大会を発展させ、観光の目玉とすることについてお答えいたします。
高南一周駅伝競走大会は、これまで関係者の御尽力や、警察、交通安全協会など、多くの皆様の御協力により、本年1月の大会が実に85回目を数え、戦前より開催されている県内最古の歴史ある駅伝大会となっております。コロナ禍にあって3年ぶりの開催となりましたが、市内各地対抗をメインとしながら、実業団、高校、小学生の部から72チームに参加いただいております。こうした本市の歴史ある大会の魅力を高め、広く市内外から注目を集めていくことによって出場選手の参加意欲も高まり、特に長く携わってこられた関係者の皆様にとっても大変喜ばしいことになっていくと思います。大会の今後の展望につきましては担当の部長から答弁いたします。
大竹功文化スポーツ部長
文化スポーツ部長より、市長から答弁しました高南一周駅伝競走大会のうち、大会の今後につきましてお答えいたします。
駅伝大会を魅力的なものとするための一つにコースの設定がございます。現在のコースは、平成30年に開設いたしました市内唯一の陸上競技場である柳島スポーツ公園の開園に合わせ、新たに設定されたもので、現在のコースとなって3回目の開催を迎えることができました。コースの決定に当たりましては、出場選手の安全を最優先に、周辺道路の交通事情など、警察との協議、許可が必要となってまいります。この歴史ある高南一周駅伝競走大会を今後も継続して開催し、さらに参加したい、走ってみたいといった魅力ある茅ヶ崎らしい駅伝大会へと成長させていくことができますよう、関係団体の皆様と連携しながら大会をつくり上げてまいります。
令和5年第3回 定例会 第7日
9月28日(木曜日)
一般質問
藤村優佳理議員
1、茅ヶ崎市の再発見と活用について、・・・高南一周駅伝、・・・について質問をいたします。
(2)高南一周駅伝競走大会の魅力ある茅ヶ崎らしい成長について、令和5年6月定例会の一般質問の答弁を踏まえた今後の市の方針や計画等を問う。
高南一周駅伝競走大会について、本年第2回定例会、6月27日の私の一般質問におきまして、高南一周駅伝大会に参加する市民、観覧する市民を増やし、全市的な大会に発展させることを提案いたしました。この提案に対して、安全を最優先に「この歴史ある高南一周駅伝競走大会を今後も継続して開催し、さらに参加したい、走ってみたいといった魅力ある茅ヶ崎らしい駅伝大会へと成長させていく」との御答弁を賜りました。答弁に沿って、来年、2024年1月の高南一周駅伝大会に向けてどのような準備、計画をされているのかお伺いいたします。
佐藤光市長
高南一周駅伝競走大会の魅力ある茅ヶ崎らしい成長に向けた、本市の方針や計画等についてお答えいたします。
戦前より開催されております県内最古の歴史ある高南一周駅伝競走大会につきましては、次回、第86回を迎えることになります。次回大会に向け、前回大会の課題等を踏まえ、関係機関と協議の進め方を見直すとともに、一部コースを変更するなどの準備を進めているところでございます。また、この歴史ある大会を次世代に引き継ぎ、持続可能な大会とするために、大会の在り方について検討を進めてまいります。
吉川勝則経済部長
浜降祭をはじめとした様々な行事やイベントの情報を集め、魅力ある情報発信に取り組んでまいります。
大竹功文化スポーツ部長
市長から答弁いたしました高南一周駅伝競走大会に向けた検討内容の詳細について御説明いたします。
次回、第86回大会の開催に向けた準備につきましては、関係機関と運営方法を共有できる体制を強化する必要があると考えております。そこで、茅ケ崎警察署、茅ヶ崎地区交通安全協会、茅ヶ崎市体育協会、茅ヶ崎体育振興会連絡協議会及び市が一同に会し、協議する場を設け、コースの安全面、関係者の人員配置、周知方法など開催に向けた調整を行っているところでございます。現段階で調整している事項といたしましては、前回大会のコースにおいて、さらに安全性を高めるために一部コースを変更し、併せて沿道で誘導に当たっていただく方々の人員配置等についても見直しをしていくこととしております。
藤村優佳理議員
高南一周駅伝競走大会について伺います。
現在、持続可能な大会になるよう様々な関係機関との調整が行われていると理解いたしました。その中で検討が必要な点など改めて見えてきた課題がありましたらお伺いいたします。
大竹功文化スポーツ部長
高南一周駅伝競走大会を魅力ある駅伝大会として発展させていくための検討事項や課題につきましては、まず、柳島スポーツ公園を起点とした大幅なコースの見直しなどが挙げられますが、沿道の警備体制や周辺の交通規制をはじめ、関係機関との調整に多くの時間を要することが想定されております。また、今後におきましては、参加者の方からの御意見なども聞きながら、実現に向けた課題の把握も必要であると考えております。
令和5年 第4回 定例会
12月19日(火曜日)
一般質問
藤村ゆかり議員
5.高南一周競争駅伝大会について
(1)関係機関との調整、コースの安全確保及び人員について
・高南一周競争駅伝大会の沿道警備体制、周辺交通規制などの関係機関との調整結果と、2024年1月8日開催予定の第86回大会のコースの安全確保策及び関係者の人員配置状況等について問う。
(質問1)
令和5年9月の定例会のわたくしの一般質問において、文化スポーツ部長から「前回大会のコースにおいて、さらに安全性を高めるために一部コースを変更し、併せて沿道で誘導に当たっていただく方々の人員配置等についても見直しをしていくこととしている」とのご答弁をいただいております。
第86回大会開催に向けて様々な団体との協議がなされたと思いますが、あと20日と迫った高南一周競争駅伝大会について現段階での進捗を伺いいたします。
(答弁1) 市長
大会に向け、参加者の安全性をさらに高めるため、茅ケ崎警察署、茅ヶ崎地区交通安全協会、茅ヶ崎市体育協会の皆様と、前回大会で使用した道路の環境や交通状況を改めて現地で確認した上で、コースを一部変更し、併せて警備体制を見直しました。また、湘南地区まちぢから協議会を通じて、開催場所となる地域の方や、コース沿道にお住まいの方にも個別に大会のお知らせを配布し、開催の準備は概ね完了しております。
今後は大会運営者向けの説明会を開催し、大会が安全かつ円滑に執り行われるよう、最終調整を行いたいです。詳細は、担当の部長から答弁いたします。
(答弁1) 文化スポーツ部長
市長から答弁いたしました、第86回高南一周駅伝競走大会の準備状況の詳細についてお答えいたします。
コースの一部変更ですが、前回大会では「鉄砲道」の一部区間が含まれていましたが、通行車両も多く、参加選手や走路員のさらなる安全性を確保するため、鉄砲道を通らず、柳島小学校南側に位置する市道をコースとしております。
さらに、この新たなコースを基に、「柳島通り」との交差点をはじめ、主要な交差点に警備員や交通指導員を重点的に配置した警備計画としました。
大会開催の周知につきましては、開催時間やコースをお示ししたお知らせを沿道にお住まいの皆様へポスティングするとともに、これまで同様に大会開催前から周知看板を沿道に設置し、通過する車の運転手の方々にも注意喚起をしてまいります。
以上でございます。