特集「津波防災」2025/09/08
【津波警報・振り返りシリーズ vol.5】〜市の情報発信と“市民への伝わり方”を検証〜

- 避難情報はどう届いたのか?
・防災行政無線、緊急速報メール、テレビ・茅ヶ崎FM、防災ラジオでの発表
・市公式LINE・SNSでの配信
・一部地域では自主防災組織や町内会を通じた声かけ
しかし、届くタイミングや手段に地域差があり、早く知った人と遅れて知った人で行動に差が出ました。
中には「サルの目撃情報の方が早く・詳しく届いていた」と感じた市民もおり、緊急度の高い防災情報としては物足りなさが残ったとの声もありました。
- LINE・SNS・防災無線の役割
・LINE公式:即時性は高いが、通知設定やアプリ未利用者には届かない
・SNS:自主的な発信や拡散はあったが、公式情報と混在して真偽の判別が難しい
・防災無線:一斉告知は可能だが、屋内や騒音下では聞き取りづらい課題あり
- 「一部では知られていなかった」という実感
・高齢者、単身世帯、外国籍住民、夜間就寝中の人など、受信が難しい層が一定数存在
・「近所の人に聞いて初めて知った」というケースもあり、“最後の1人まで届く”仕組みが不十分であることが露呈
まとめ
今回の津波警報では、多様な手段で発信されていたにもかかわらず、「届いた」という実感や情報の鮮度が市民間でばらつきました。
防災情報こそ、生活情報(例:サルの目撃)以上に迅速かつ詳細であるべきであり、多層的な伝達手段の強化 と 受信者側の行動訓練 の両輪が求められます。
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