文化教育常任委員会での補正予算審議について
わたくしが所属する文化教育常任委員会での補正予算審議についての討論は下記のとおりです。
〇議案第96号「令和5年度茅ヶ崎市一般会計補正予算(第10号)」のうち
待機児童解消に向けて市の取り組みに7,997万円増額の補正予算について
●民間保育所運営補助事業費について、市内47園に対して、待機児童の多くを占める1歳児及び、2歳児について受入れを増やすために市独自の補助メニューである、年齢別利用者基礎加算、保育士雇用費として基準以上の保育士を採用した園に補助金、及び、配慮が必要な児童に対して、保育補助者を採用した場合の「ふれあい補助者」の雇用補助費について、令和5年度の入園分を7,997万円増額するものです。引き続き待機児童解消に向けた取組みを進めて頂きますよう要望いたします。
小児医療助成が令和6年度から18歳までの拡大と所得制限撤廃システム改修のために委託料の補正予算について
●小児医療費助成事業費について18歳まで拡大に向けた委託料など1億280万7,000円増額するものです。
令和5年7月に小児医療費を15歳へ拡大したばかりですが、さらに令和6年度中に18歳まで拡大し、早期実施のための補正予算であります。
これまで市民や保護者から要望が強かった事業であり、今後もファミリー層の転入増に繋がる市民サービスであることから、着実に取り組んでいただきますよう要望いたします。
またこの小児医療費助成事業費及び養育医療給付事業費については、「当初の想定を上回る利用件数の増加」という資料説明でありますが、実際は人数ではなく金額であるという事です。今後は説明に合った情報の提示に努めていただきますようお願いいたします。
令和6年度秋から始まる中学校給食のために校内配膳室の改修工事および食器などの備品と周知・喫食率向上パンフレット作成のための補正予算について
●中学校給食導入関係経費として4,299万3,000円、及び中学校給食導入関係経費として1億6,325万3,000円は、中学校給食を令和6年度中の早期実施に向けて各学校の配膳室の整備やランチボックス、コンテナなどの備品購入、さらには喫食率向上に取組むためのパンフレット作成について増額補正・繰越明許とするものです。
中学校給食の早期実現が叶い、保護者が朝のお弁当作りの負担から解放され、就業や社会貢献や第2子・第3子の育児を可能にできることは、子育て社会にポジティブな一大転換をもたらします。
喫食率をあげるためには、パンフレットによる啓蒙活動に加え、申込みや支払いなどの利便性の向上が大変に有効であることから、他市の事例を参考に、申込方法・支払方法の検討をしていただきますよう要望いたします。