2.メンタルトレーニングの導入と今後の展開について:1問目
(1)「メンタルトレーニング講座」の概要と対象について
市長の所信表明では、「練習成果を本番で発揮するには心の持ち方が重要」として、新たな取組としてメンタルトレーニング講座を開催すると述べられています。
また、「(仮称)心と体のスポーツアカデミー」として、子どもたちを対象としたメンタルトレーニングを通じた次世代育成を進めるとの記載がありました。
この講座は、市内のオリンピックアスリートの現場の声をきっかけに生まれたとも聞いており、まさに現場の実感に根ざした政策といえます。
そこでまず、この「メンタルトレーニング講座」および「スポーツアカデミー」について、それぞれの目的、対象年齢、講師体制、年間予定など、具体的な事業概要を伺います。
◆市長答弁
続いて、メンタルトレーニングの導入と今後の展開について、ご質問いただきました。まず始めに、「メンタルトレーニング講座」の目的についてお答えいたします。
メンタルトレーニングは、日常生活で直面する不安ストレスを克服し、目標に向けて自身が持つ力を最大発揮するため、トレーニングによって感情を適切にコントロールし、緊張を抑制するなどの効果があることが実証されています。
また、スポーツアンバサダーからも、苦しい場面での自身の力を発揮するには、日頃から心を鍛えることが必要と知見をいただきました。
今回、そうしたスポーツの側面からヒントを得て、今年度より、様々なことに挑戦し、未来へはばたけるよう次世代を担う子ども達の成長を支える講座を開催いたします。
◆文化スポーツ部長答弁
市長から答弁いたしましたメンタルトレーニングの事業概要についてお答えします。
昨年度、スポーツアンバサダーが学校を訪問した際に参加された子どもから「目標設定の仕方」や「結果が出せないときのモチベーションの維持の仕方」などの質問が多く寄せられ、子ども自身も心のコントロールに悩みを抱えている現状やその重要性を感じていることがわかりました。
そうした質問に対してスポールアンバサダーも自身の力を発揮するために日頃からメンタルを鍛えることの重要性を子ども達に伝えております。
それを踏まえ、一部の学校や企業では、物事をポジティブに捉え、逆境に耐えられる人材を育成するため、スポーツ選手の育成に取り入られてきたメンタルトレーニングを導入しておりますが、本市として次世代を担う子ども達を対象に取り組みを実施していくものです。
今回の事業化はスポーツアンバサダー制度の成果のひとつと考えております。
講座の内容につきました、市内小中学生を対象に、メンタルトレーニングに精通した講師を招聘し、メンタルに負荷がかかる環境下でも自身の力を発揮しできる技術を学ぶ講義に加え、トレーニング前後で効果を測定し、参加した子どもたちがメンタルトレーニングの成果を実感し、自信に繋げてもらえる連続講座を企画しております。
まずは、スポーツの側面から子どもたちが様々な分野で挑戦しつづけられる心を鍛え、子どもの成長をサポートしてまります。
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