一般質問で取り組んできた事
一般質問③|子どものSOSをどう受け止めるか
「困っていても、先生や親には言えない」
子どもの悩みやいじめは、大人から見えないところで深刻になっていることがあります。
だから私は、子ども自身が「助けて」と発信できる仕組みについて、2023年に繰り返し一般質問で取り上げました。
■いつ質問したのか
2023年6月
2023年9月
2023年12月
■何を質問したのか
2023年6月には、一人一台端末を活用して、子どもが自分からSOSを発信できる「こどもSOS相談フォーム」のような仕組みを導入できないか提案しました。
9月には、子どものSOSをどのように把握し、相談につなげているのかを改めて質問。
12月には、一人一台端末を使ったSOS把握について、その後の検討状況を確認しました。
私が求めていたのは、単に「相談窓口を増やす」ことではありません。
直接「助けて」と言えない子どもでも、
端末なら気持ちを伝えられるかもしれない。
その小さなサインを、学校が早く受け止める仕組みをつくれないかという提案でした。
■その後どうなった?
市では、一人一台端末を活用して子どもの心の状態を把握する「心のコップ」などについて具体的な検討が進められました。
子どもが自分の心の状態を答えたり、
「先生に話したいことがある」とSOSを示したりする仕組みです。
一方で、実際に運用するには、
・誰が回答を確認するのか
・SOSを確認したら、どれくらいの時間で対応するのか
・担任には相談しづらい子どもをどう支えるのか
・教職員の負担をどうするのか
などの課題も明らかになりました。
■解決できたこと
「一人一台端末を、学習だけでなく子どものSOSを拾うためにも活用する」という考え方について、具体的な検討につながりました。
ただし、私が提案した形での「こどもSOS相談フォーム」が、市内全校で統一した制度として実現したとは確認できていません。
そのため、ここは「解決した」とは言いません。
■課題として残ったこと
一番大切なのは、フォームをつくることではありません。
子どもが勇気を出して発したSOSを、
誰が受け止め、
どう確認し、
必要な支援へどうつなぐのか。
そこまで整って初めて、仕組みは機能します。
「相談できます」ではなく、
「相談したら、必ず誰かにつながる」。
私は、そこまでつくる必要があると思っています。
子どもが大きな声で「助けて」と言えなくても、
小さなサインを見逃さない。
この課題は、まだ終わっていません。
声を、予算と実行へ。

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